リニューアルにおけるサーバーシステムの増強と移行について
この度、XREAサーバーにおいて、システムの増強および、新仕様のサーバーへマイグレーション(移行)を行うこととなりました。新サーバーについては、全プランに最新システム、データ処理速度に優れたSSDを採用し、より高速化と安定稼働が可能となっております。
brand new XREA!
XREA大規模リニューアル開始

最新システムの提供
サイトの安全を守るため、最新のOS、システムに対応。常に安心してご利用いただくため、パフォーマンスの最適化、セキュリティの強化、新機能の追加を行ってまいります。

全サーバーに高速SSD標準搭載
最新CPUに、大容量のメモリー、SSDを複数台搭載することで、高ストレージ性能が求められるサービスやデータベースの安定稼働が可能。処理速度を重視されるお客様にもおすすめです。

VPS/クラウドよりも
ハイコストパフォーマンス
高性能サーバーを少人数で利用すること、および、独自の最適化により、同価格帯以上のVPS・クラウドサービスよりも豊富なリソースが柔軟に使え、同じ価格でもより大規模サイトが運用可能です。

API対応
APIに対応済みですので、ドメイン、データベース、WordPress、メールアドレスなどの作成・変更が自動化できます。複数のサーバーをお持ちであったり、ホスティングを第三者に提供されるお客様にもおすすめです。

and more...
マイグレーション予定日・対象サーバー
- ※弊社で可能な範囲でデータやデータベースの移行を行わせていただきますが、完全な移行をお約束するものではございません。重要なデータやデータベースは事前にお客様にてバックアップをお願いいたします。
- ※Perlのバージョンが5.26となります。CGIファイルなどで動かなくなるものもありますので、事前にご確認下さい。
- ※WordPressなど、CMSは事前に最新パージョンにバージョンアップしておくことを強くおすすめします。また、XOOPSなど開発元で長くメンテナンスされていないCMSは動かなくなる可能性がございます。
- ※SquirrelMail / RoundCubeなど、設定やアドレス帳などは移行されませんので、あらかじめお客様にてバックアップをお願いいたします。
日付 | 時間 | 対象サーバー | 作業状況 |
---|---|---|---|
2022/09/12(月) | 0:00 ~ 09:00 | s1~s170.xrea.com g1~g5.xrea.com |
作業完了 |
2022/09/20(火) | 0:00 ~ 09:00 | s171~s378.xrea.com | 作業完了 |
2022/09/26(月) | 0:00 ~ 09:00 | s401~s1010.xrea.com k1~k2.xrea.com m1~m4.xrea.com |
作業完了 |
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マイグレーション(移行)について
主な変更点(XREA Plus)
従 来 | リニューアル後 | |
---|---|---|
IPアドレス | 150.95.8.XX 150.95.9.XX |
IPの対応表参照 ※ |
ディスク容量 | 100GB | 変更なし |
ストレージ | SSD(RAID 10) | 変更なし |
転送量 | ~64GB/日 | 無制限 |
PHP (デフォルト) → FAQへ |
7.0 + FastCGI + OPcache + APCu (5.3/5.4/5.5/5.6/7.1 FastCGI選択可) |
7.4 + FastCGI + OPcache + APCu (5.6/7.0/7.1/7.2/7.3/8.0/8.1 FastCGI選択可) |
Perl | 5.16系 | 5.26系 |
Ruby (デフォルト) → FAQへ |
2.3系 (1.8~2.4まで利用可) |
2.6系 (2.4~2.7、3.0まで利用可) |
MySQL (デフォルト) → FAQへ |
5.7 | MariaDB 10.6 |
PostgreSQL (デフォルト) → FAQへ |
9.6 | PostgreSQL 14 |
SQLite | sqlite2/sqlite3 | sqlite3のみ |
SSL/TLS | TLS1.0以上 | TLS1.2以上 |
SSL/TLS用 メールサーバー名 → FAQへ |
サーバー名 例:s1.xrea.com |
変更なし |
Webサーバー | Apache 2.4系 | 変更なし |
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- ※Value Domainのネームサーバー(ns*.value-domain.com)をご利用の場合は、自動的に変更されます。
FAQ
サーバー移行前
- Q1. マイグレーション(移行)とはどのような作業でしょうか?
- Q2. マイグレーション(移行)で、何が変わるのでしょうか?
- Q3. マイグレーション(移行)作業中は、ホームページの表示やFTP接続に影響は出ますか?
- Q4. マイグレーション(移行)作業中のメールの送受信はどうなりますか?
- Q5. 現時点の設定内容(ドメインウェブ、ドメインメール、データベース、個人のウェブデータなど)はどうなるのでしょうか?
- Q6. メールデータは移行されますか?またIMAP方式の場合、メールフォルダ構成も移行されますか?
- Q7. ウェブメール(SquirrelMail、RoundCube) の設定やアドレス帳は移行されますか?
サーバー移行後
サーバー移行前
-
Q1. マイグレーション(移行)とはどのような作業でしょうか?
最新の環境でご利用いただけるようお客さま領域のデータを新サーバーへ移行いたします。
なお、移行作業は弊社にて行わせていただきます。 -
Q2. マイグレーション(移行)で、何が変わるのでしょうか?
主な変更点につきましては上記「主な変更点」をご覧ください。
-
Q3. マイグレーション(移行)作業中は、ホームページの表示やFTP接続に影響は出ますか?
移行メンテナンス中、ウェブページはメンテナンス表示(503 Sorry. We are under maintenance.)になり、データベース、FTPなどのサービスが停止されます。
-
Q4. マイグレーション(移行)作業中のメールの送受信はどうなりますか?
移行作業中は、メールの送受信は出来ません。
作業中に届くメールは、送信元のメールサーバーの設定によりますが、移行作業が終わるまで再送を繰り返す、もしくはエラーメールとなって送信元に返る可能性があります。 -
Q5. 現時点の設定内容(ドメインウェブ、ドメインメール、データベース、個人のウェブデータなど)はどうなるのでしょうか?
今までのデータはそのまま引き継がれますが、サーバー管理画面に無いデータベース、ドメインメールなどの設定は、移行されませんので、ご注意下さい。
あらかじめ、サーバー管理画面にて、使用しているMySQL、PostgreSQL、ドメインウェブ、ドメインメールの設定がなされているか、ご確認下さい。 -
Q6. メールデータは移行されますか?またIMAP方式の場合、メールフォルダ構成も移行されますか?
メンテナンス前のメールデータは移行されます。また、IMAP方式のメールフォルダ構成も移行されます。
-
Q7. ウェブメール(SquirrelMail、RoundCube)の設定やアドレス帳は移行されますか?
ウェブメール(SquirrelMail、RoundCube) の設定やアドレス帳などの設定に関するデータ移行はされません。
あらかじめお客様にてバックアップをお願いいたします。
サーバー移行後
-
Q1. サイトにアクセスすると「Sorry. We are under maintenance.」とエラーメッセージが表示される
エラーメッセージは他社DNSをご利用で、 新サーバーのIPアドレスに変更していない場合に表示されます。
IPアドレス対応表より、ご利用サーバーのDNSのAレコード内容に変更をお願いいたします。 -
Q2. メールソフトの設定にて必要な作業はありますか?
-
メールソフトにてメールアカウント名をアカウントのみで設定されている場合
以下のようにメールアカウント名をご変更ください。
(例)example → example@s1.xrea.com - メールソフトのサーバーをIPアドレスで設定されている場合
変更後のIPアドレス(IPの対応表参照)、もしくはサーバー名に設定内容をご変更ください。
-
メールソフトにてSSL設定をされている場合
以下のようにサーバー名をご変更ください。
(例)s1-xrea-com.value-domain.com → s1.xrea.com- SSL/TLSにて暗号化通信を利用されたい場合
TLS1.2以上に対応したOSまたはメールソフトにてご利用ください。ご利用のOSまたはメールソフトが対応していない場合は、暗号化なし(SSL/TLS)でのご利用をお願いします。
Q3. PHP スクリプトが動かなくなりました。
デフォルトのPHPが、FastCGI版PHP7.0から、FastCGI版PHP7.4に変更となっております。
PHPのバージョン違いで動作しない場合は、FastCGI版PHP のバージョンは選択可能となっておりますので、FastCGI版PHP5.6で動作させることで改善する可能性があります。
サーバー管理画面の「PHP設定」にて、動かないスクリプトのドメイン名の右にあるプルダウンメニューより、「PHP56」を設定して「PHP設定」ボタンを押します。
10分ほどお待ちいただき、正常に動作するかどうかご確認下さい。Q4. PHPで構築したページが文字化けしている。
デフォルトのPHPが、FastCGI版PHP7.0から、FastCGI版PHP7.4に変更となっております。
PHP設定項目「default_charset」のデフォルト値が、5.6以上は「UTF-8」に変更されているため、文字コードShift_JISやEUC-JPで記述したPHPスクリプトで文字化けが発生します。
対応方法として、下記の3パターンのいずれか一つを選んでご対応下さい。- 1.PHP7.0のままで、文字化けを解消します。
/public_html/.fast-cgi-bin/php70.ini
に、下記一行を追記する。
default_charset = "" - 2.PHPスクリプト内で、下記一行を追記します。
ini_set('default_charset', '');
- 3.PHP5.6に戻します。
サーバー管理画面の「PHP設定」にて、該当するドメイン名のPHPバージョンを、「PHP56」にし、「PHP設定」ボタンを押します。
Q5. データベースを使用していますが、移行後アクセスできなくなりました。
MySQL / PostgreSQLのバージョンが、それぞれアップいたしております。
・MySQL 5.7 → MariaDB 10.6
・PostgreSQL 9.6 → 14その影響を受けている可能性がございますので、お使いのシステムが新しいバージョンに対応しているかどうか、システムの要件をご確認下さい。
要件を満たしていて、尚動作しない場合は、使用DB名やどのような状況かなど詳細をお書き添えの上、トピックよりお問合せください。Q6. CGIで利用するrubyのバージョンを変更したい。
下記のバージョンの「ruby」が利用可能です。
/usr/local/bin/ruby2.4
/usr/local/bin/ruby2.5
/usr/local/bin/ruby2.6
/usr/local/bin/ruby2.7
/usr/local/bin/ruby3.0例えば、「ruby2.4」を利用したい場合は、各CGIファイルの一行目を、
#!/usr/local/bin/ruby
↓
#!/usr/local/bin/ruby2.4と変更します。
Q7. CGI実行時にInternal Server Error(status 500)になる
CGIを実行するPerlバージョンが「5.16」から「5.26」に変更となっております。
CGIファイルの記述内容がPerl5.26にそっていない場合、 「Internal Server Error(status 500)」となります。 Perl5.26に合わせた内容に調整または、 CGIファイルの提供元にご確認をお願いいたします。 - SSL/TLSにて暗号化通信を利用されたい場合
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
-
メールソフトにてメールアカウント名をアカウントのみで設定されている場合